にちにち草

園芸や自然、生物に関することを記事にしていきます。

葉っぱが台風で茶色に?!~そんなときどうしたらいいのか~

こんにちは!

はとです!

 

台風が来たとき、葉が茶色く変色してしまうことがあります。
これは「塩害」と言って、台風の雨には海水の塩が含まれていて、
その塩が植物につくことによっておこります。

これは海岸線だけじゃなく、内陸部でもしばしば発生します。

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台風後の街路樹。半分枯れている

台風のあとは写真のように風が吹いた側が枯れてしまうこともあります。

育てている植物が塩害にあったら、まずは真水で洗い流しましょう。
台風が通り過ぎたあとは晴れることが多いです。
晴れると植物の水分が余計に奪われるので、できるだけ早めに洗ってあげましょう。

その後は枯れてしまった部分を取り除きます。
また、土のなかにも塩が残っているので、こちらも真水で取り除きます。

塩害にあった植物は弱っているので、直射日光があたらない場所でしばらく様子を見ます。
弱っているからと言って、慌てて肥料をあげると逆効果なので、日陰で脇芽がでたり新芽が出るまで様子を見ます。

畑や露地の場合は、石灰をまくとナトリウムを吸収してくれて塩を除去するのが楽になります。

台風の時は、鉢植えなら可能なら雨があたらない場所に移動させておくのがいいですね。