話題の農業!IPM!
こんにちは!
はとです!
園芸や農業を行っているときに、必ず問題になる病害虫
皆さんならどうやって防除しますか?
農薬を使いますか?それとも自分の手でつぶしますか?
今日は今話題のIPM(総合的害虫管理)を紹介します!
IPMとは?
農業をする上で必ず考えないといけないのが害虫のことです。
害虫の防除と言って思い浮かべるのは農薬をまくことだと思いますが、
防除の方法は農薬をまくだけではありません。
防除の方法は大きくわけて化学的防除・生物的防除・物理的防除・機械的防除・耕種的防除といった方法があります。
それぞれ簡単に説明すると、
化学的防除
ピレスロイドや有機リンなどの殺虫剤を使って害虫を防除する方法です。
生物的防除
天敵などを利用して害虫を防除する方法です。
物理的防除
色や光などを利用して害虫を防除する方法です。
機械的防除
害虫を手で捕まえて殺すなどの方法です。
耕種的防除
抵抗性品種や台木を使ったり、畑の環境や輪作などをして害虫を防除する方法です。
以上のような方法を矛盾なく利用して害虫の防除を行うのが、IPMの特徴です。
持続可能な農業を生産を行うためには必要な技術です。
IPMのメリット
IPMを行うメリットは、殺虫剤にかかる費用が減ることです。
様々な手段を使うので、使う殺虫剤の量が減ります。
殺虫剤の量が減ると殺虫剤にかかる費用が減ります。
また、殺虫剤を使う頻度や量も減るので、殺虫剤抵抗性がつく害虫を減らしたり、抵抗性がつくのを遅らせることもできます。
IPMのデメリット
IPMを行う上で、デメリットもあります。
1つは害虫の習性などについて勉強が必要な点です。
どの害虫がどのくらい出てきたらやばいのか、さまざまな防除を勉強する必要があります。
IPMはまだまだ研究中の技術でもあるので、最新の情報に注目する必要があります。
また、防除の方法やタイミングを間違えると減収したり意味がなくなったりするので、
勉強しながら、作物をよく観察しながら行う必要があります。
終わりに
有機農業や無農薬栽培をするよりはハードルが低いと思うので、興味がある方はよく勉強して行ってみてください。
ここでは要防除密度や経済的許容水準などの難しい話は省いてあります。
いつもご愛読してくださり、誠にありがとうございます。
私は日本語が下手なので、拙く読みづらい文章で申し訳ございません。
ご質問やご相談等ございましたら、ご気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。
まだまだ勉強中ですが、できる限り対応させていただきたいと思います。
これからも、園芸や自然、農業など、さまざまな情報を発信していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
はと